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AIチャットなしの予約フローの作り方(自転車店の作業台の前で、店主がタブレットと手帳を見比べながら予約の受け方を考えている様子)

AIチャットなしの予約フローの作り方|営業時間・メニュー・受付ルールの順に決める

予約フローとは、お客様が空きを見て申し込み、お店が確かめて確定するまでの受付の流れのことです。AIチャットを出さない使い方でも、営業時間、メニュー、受付ルールの順に決めれば、お店に合う予約フローを作れます。

電話や紙の予約帳で受付をしていると、「予約ページは作りたいけれど、AIチャットまでは要らない」「何から決めればいいのか分からない」と迷うことがあります。この記事では、予約フローの作り方を、準備から公開まで順番に一緒に進めます。

例には、メニューによって作業の長さが大きく変わる自動車整備工場と、短い修理が多い自転車店を使います。読み終えるころには、自分のお店ならどう決めるかが見えてくるはずです。

01 FLOW予約フローとは?読み終えたら、AIチャットなしで受付の流れを組めます

予約フローとは、「いつ・何を・どんな条件で」受け付けるかを決めた、お店の受付の道筋です。

電話で予約を受けるとき、店主は頭の中で「その日は空いているか」「作業は何時間かかるか」「前の作業と重ならないか」を確かめています。予約フローは、この頭の中の確認を、画面の決めごとに置きかえたものと考えると分かりやすいです。だから予約フローの作り方は、むずかしい技術の話ではありません。いつもしている確認を、順番に書き出していく作業です。

AIチャットは、この流れに「よく聞かれる質問に答える係」を足すものです。AIスマート予約では、AIチャットの使い方を「チャットを出さない」「予約だけに対応」「予約とFAQの両方に対応」「FAQなどの案内だけ」の4つから選べます。チャットを出さない使い方を選んでも、時間・メニュー・受付ルールの3つが決まっていれば、受付の流れは組み立てられます。予約はお店が承認して確定するので、受けるかどうかの最後の判断は、これまでどおり店主の手元に残ります。

この記事でわかること

  • 予約フローを決める順番(時間 → メニュー → 受付ルール)
  • 設定の前に紙に書き出しておく3つのこと
  • 自動車整備工場と自転車店での組み立て方の例

02 PREP設定の前に準備するもの|今の電話と紙の受け方を書き出す

予約フローの作り方は、画面を開く前に、いまの受け方を紙に書き出すところから始まります。

書き出すのは3つです。1つ目は営業日と休みです。営業時間、決まった定休日の曜日、年末年始や研修などの臨時の休みを並べます。管理画面では、営業時間・定休日(曜日指定)・臨時休業日をそれぞれ設定するので、ここで書いたものがそのまま入ります。

2つ目はメニューと作業にかかる時間です。自動車整備工場なら車検・定期点検・オイル交換、自転車店ならパンク修理・点検・組み立てのように、受けている作業を書き出し、それぞれの所要時間と料金を横に書きます。いつも電話で「だいたいこのくらいかかります」と答えている時間が、そのまま目安になります。

3つ目は、受けたくない予約の条件です。「当日の急な予約は受けない」「同じ時間に預かれる台数は限られる」「作業のあとに片付けの時間がほしい」など、これまで電話で断ってきた理由を思い出して書きます。これが、あとで決める受付ルールのもとになります。

  • 営業時間と定休日の曜日を書いた
  • この先の臨時休業日を書いた
  • メニューごとの所要時間と料金(税込)を書いた
  • 当日予約や同じ時間の重なりなど、断ってきた条件を書いた
  • 作業と作業のあいだに要る片付けの時間を書いた

美容室や整体のように施術の長さがほぼ決まっている業種でも、書き出す中身は同じです。紙1枚にまとまれば、設定は「書いたものを写す作業」になります。

03 SETUP予約フローの作り方|何から決める?営業時間と時間の刻みから順に進める

予約フローの作り方は、時間 → メニュー → 受付ルール → 公開の順に進めます。

この順番には理由があります。前の手順で決めたことが、次の手順の土台になるからです。営業時間が決まらないと空き枠が出せず、メニューの所要時間が決まらないと、1件の予約でどれだけの時間を押さえるかが決まりません。下の手順1から順に進めてください。

  1. 1営業時間と時間の刻みを決める
    営業時間、予約の時間の刻み、定休日(曜日指定)、臨時休業日を設定します。時間の刻みは、お客様がどの間隔で開始の時刻を選べるかの決めごとです。
  2. 2メニューと所要時間を登録する
    メニューごとに名前・料金(税込)・所要時間(分)を登録します。必要ならラベルや画像を付け、表示順もここで整えます。
  3. 3受付ルールを決める
    重複予約ブロック、1枠あたりの最大予約数、予約と予約の間の準備時間、何日先まで受け付けるか、開始の何分・何時間前まで受け付けるか、キャンセル期限を選びます。
  4. 4確かめて公開する
    公開する前に、お客様の立場で予約画面を見て、選ぶ順番に無理がないかを確かめてから公開します。
POINT時間 → メニュー → 受付ルールの順に決めれば、AIチャットなしでも予約の流れは組める

手順3の受付ルールは項目が多いので、まずは「重複予約ブロック」と「準備時間」の2つから決めると進めやすくなります。同じ人が同じ時間帯に重ねて予約するのを防ぐ設定と、作業の詰まりすぎを防ぐ設定で、電話のときに店主が自然にしていた確認にいちばん近いからです。

営業時間と時間の刻み、メニューと所要時間、受付ルール、公開の4つの手順を左から右へ並べた図

手順4の公開は、作った予約ページをお客様に届ける入口を決める作業でもあります。店頭の張り紙やチラシに載せるほか、広告のリンク先に設定することもできます。

04 PITFALLつまずきやすい点は?時間の刻みと所要時間・準備時間・受付の締め切り

つまずきやすいのは、時間の刻みと所要時間・準備時間・受付の締め切りの3つです。

どれも、設定の画面を1つずつ見ているだけでは気づきにくい点です。予約フローのデザインというと画面の見た目を思い浮かべがちですが、大事なのは見た目より流れの組み立てです。お客様が予約してから来店するまでを一続きで思い浮かべると、引っかかる場所が見えてきます。

01 TIME刻みと所要時間がずれる所要時間が刻みに合っていないと、中途半端な空きが残りやすく、予約の入らない時間ができます。
02 IDLE準備時間を入れていない片付けや車の入れ替え、工具の準備の時間がないと、次の予約が押してしまいます。
03 LIMIT締め切りが働き方と合わない直前の予約まで受けると、一人で作業している日は準備が間に合わないことがあります。

1つ目は、長い作業と短い作業が混ざる自動車整備工場で起きやすい形です。まず短いメニューが刻みにきれいに収まるかを確かめると、ずれに気づけます。2つ目の準備時間は、予約と予約の間に空ける時間のことです。自転車店でも、組み立てのあとに試し乗りや片付けをするなら、その分を準備時間として見込んでおくと安心です。

3つ目の締め切りは、「開始の何分・何時間前まで受け付けるか」と「何日先まで受け付けるか」で決めます。部品の取り寄せが要る作業がある店は、直前の予約を受けないほうが落ち着いて準備できます。キャンセル期限もあわせて考えるときは、予約のキャンセル期限の決め方も参考にしてください。

05 EXAMPLEAIスマート予約での設定の例|自動車整備工場と自転車店の場合

AIスマート予約では、導入の流れに沿って進めると、ここまでの予約フローの作り方がそのまま設定の順番になります。

導入の流れは、無料アカウント作成 → 店舗情報・独自LPの設定 → 予約フロー・料金の設定 → 公開、の順です。店舗の予約システムをホームページなしで始めるときの考え方は、店舗の予約システムはホームページが無くても始められるでくわしく紹介しています。予約画面は業種に合わせて型を選べるので、お店の受け方に近い型を選んでから、時間とメニューを入れると迷いにくくなります。

自動車整備工場の場合は、車検や点検のように作業の長いメニューと準備時間が軸になります。メニューごとに所要時間を登録し、作業のあとの片付けや車の入れ替えを準備時間で見込みます。同じ時間帯に預かれる台数に限りがあるなら、1枠あたりの最大予約数でそろえる、という決め方ができます。

自転車店の場合は、パンク修理のような短いメニューが中心です。短い作業が続くので、1枠あたりの最大予約数で、同じ時間に受ける件数を決めるのが軸になります。組み立てのように時間のかかる作業だけは、所要時間を長めに登録しておくと、ほかの予約と重なりにくくなります。

どちらの店でも、「この日は電話で話してから受けたい」という日が出てきます。そんな日だけ電話案内に切り替える使い方もできます(くわしくは下のよくある質問で紹介します)。予約が入ったら、店主が内容を確かめて承認すれば確定です。

06 SUMMARYまとめ|時間・メニュー・受付ルールの順に決めて公開する

決める順番を守れば、AIチャットを出さなくても、お店の働き方に合う予約の受付を始められます。

予約フローの作り方で迷ったら、いまの電話と紙の受け方を書き出すところに戻ってください。書き出したものを、時間、メニュー、受付ルールの順に写していけば、予約フローはできあがります。

この記事のまとめ

  1. 予約フローとは、空きを見て申し込み、お店が確かめて確定するまでの受付の流れ
  2. 営業時間・時間の刻み・定休日・臨時休業日から決める
  3. メニューごとに所要時間と料金(税込)を登録する
  4. 重複予約ブロックや準備時間などの受付ルールを決めて公開する

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よくある質問

電話受付に切り替えたい日だけ、切り替えることはできますか?

できます。指定した日付や期間(例:今から○時間以内)を、チャットの予約画面で「お電話で受付」と表示し、電話番号を案内する設定があります(TEL受付)。相談しながら決めたい作業が続く日や、手が回らない日だけ電話に寄せる、という使い分けができます。

あとからAIチャットを出す使い方にするとき、先に準備することはありますか?

AIチャットは「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えるため、先に料金・所要時間・駐車場・キャンセル規定・アクセスなど、電話でよく聞かれることを登録しておきます。登録が0件だと、営業時間や駐車場の有無といった質問にも答えられません。

受付ルールのキャンセル期限は、どう選べばいいですか?

選べるのは2・6・12・24・48時間前、または制限なしです。作業の前に部品や工具の準備が要るメニューが多い店ほど、その準備にかかる時間から逆算すると決めやすくなります。業種と作業時間からの選び方は「予約のキャンセル期限の決め方」の記事で紹介しています。

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