飲食店の予約システムをAIチャットで始める前に決めたいのは、予約の知らせ方・1枠で受ける組数・予約画面の型の3点です。新規予約は設定したSMSやメールで店に届き、手が空いたときに承認して確定するので、営業中の回し方を先に決められます。
上の短い動画は、お客様がAIチャットで空き枠を選び、予約を申し込むまでの流れを見せたものです。お客様は電話をかけずに空きを確かめ、会員登録なしで申し込めます。
この記事で分かるのは、飲食店がAIチャットで予約を受け始める前に抱きやすい6つの疑問への答えです。ランチやディナーの営業中は電話に出られない、紙の予約帳しか無い、開業したばかりで予約ページがまだ無い。そんな店の管理者やオーナーに向けて、「厨房に立っている間に何が起きるのか」を1つずつ確かめます。
質問を見出しにしているので、知りたい所だけ拾い読みできます。
目次
飲食店の予約システムは何を先に決めるか
この章の要点:知らせ方・1枠で受ける組数・予約画面の型の3つを決めておくと、営業中でも予約の受け方がぶれにくくなります。
AIチャット予約とは、お客様が予約ページのチャットで空き枠を選んで申し込み、店が内容を確かめて承認することで予約が確定する受け方です。電話のように会話の途中で手を止める必要はありませんが、申し込みが入ったことに気づき、承認するまでの流れは店が決めておく必要があります。
飲食店の場合、予約が入りやすいのは店がいちばん忙しい時間と重なりがちです。ランチの準備中や、ディナーの仕込みの最中に申し込みが届くこともあります。だからこそ、予約システムを選ぶときは機能の多さより、「営業中でも回せるか」という目線で3つを確かめておくと判断しやすくなります。
1つ目は、予約が入ったことを誰がどうやって知るか。2つ目は、1つの時間に何組まで受けるか。3つ目は、お客様にどんな予約画面を見せるかです。次の章から、この順に答えていきます。
飲食店の予約をAIチャットで受けると、通知や営業中はどうなるか
AIチャットは、店が設定した受付の範囲で、営業中も営業時間外も申し込みを受け付けます。店側がすることは「届いた予約に気づく」「承認する」の2つです。ここでは、飲食店の営業中にいちばん気になる3つの質問に答えます。
Q. 飲食店に予約が入ったことは、どう通知されるか
SMSとメールで店に届きます。通知設定でSMSを有効にし、通知先の電話番号を登録しておくと、新規予約を受け付けたときにSMSが届きます。AIスマート予約のトップページでは、この仕組みを「店舗にはSMSで即時通知」と表現しています。
メールでも受け取れます。通知先のメールアドレスは複数登録でき、新規・キャンセル・変更ごとに通知のオン・オフを選べます。店長のスマホにはSMS、事務を見る人にはメール、のように届け先を分ける決め方ができます。店に届くSMSには、同じ日の前後の予約(最大3件)と、承認・却下のページへのリンク(24時間有効)が入ります。
Q. 1つの時間に何組まで受けるか決められるか
決められます。予約システムで1枠あたりの最大予約数を設定できるので、1つの時間枠で何件まで予約を受けるか、上限を置いておけます。
飲食店で数字を決めるときは、席の数だけで考えないのがコツです。同じ時間に料理を出せる数、ホールに立つ人の数、電話や飛び込みのお客様のために残しておきたい席を考え合わせ、無理なく回せる数にしておくと、営業中に慌てずに済みます。宴会が集中する時期の枠と受付期間の決め方は、忘年会の予約受付|飲食店が枠と受付期間を決めるで詳しく扱っています。
ここで押さえておきたいのが、予約が確定するまでの流れです。お客様からの予約は「リクエスト」として入り、店が承認すると確定します。承認されるまで、お客様の予約は確定していません。承認すると、お客様に確定のお知らせが送られます。つまり、店が決めておくべきなのは「誰が、いつ、承認を見るか」です。営業中の手の空き方は店ごとに違うので、この点を先に決めておくと、次の質問の答えも出しやすくなります。
Q. ランチのピーク中に承認できないときはどうするか
ピークが過ぎて手が空いたときに、スマホで承認すれば足ります。管理画面はスマホでも使え、前後の予約を見ながら承認できます。営業時間外に対応する必要もありません。
飲食店の運用としては、「ランチの片付けが済んだ14時ごろ」「ディナーの仕込みに入る前」のように、承認を見る時間を1日の流れの中に決めておく方法があります。あわせて、開始の何分前・何時間前まで予約を受け付けるかも設定できます。ピーク直前の予約を受けない店にするなら、この締め切りを長めに取る、という決め方ができます。
飲食店の予約システムで始める前に決めることの整理
飲食店のネット予約の始め方で迷ったら、まず決めることを並べてみるのが近道です。ここまでの質問と、次の章で答える質問を、決めることごとに1つの表にまとめました。
| 店の疑問 | 決めること | 考える材料 |
|---|---|---|
| 予約が入ったらどう分かるか | SMS・メールの届け先 | 営業中にスマホを見られる人は誰か |
| 1つの時間に何組まで受けるか | 1枠あたりの最大予約数 | 席の数と、同時に料理を出せる数 |
| 直前の予約をどうするか | 開始の何分・何時間前まで受けるか | 承認を見られない時間帯 |
| どこまで先の予約を受けるか | 何日先まで受けるか | 仕入れやシフトが決まる時期 |
| お客様にどんな画面を見せるか | 予約画面の型 | 日付から選ぶ客が多いか、直近の空きから選ぶ客が多いか |
表の5行は、どれも紙の予約帳で受けていたときに頭の中で決めていたことです。予約システムに移すときは、それを言葉と数字にして設定に置き換える作業だと考えると進めやすくなります。管理画面でコース・スタッフ・営業時間を設定すれば、最短即日で受付を始められます。

まだホームページが無く、予約システムをどの店舗に置くかから考えたい場合は、ホームページが無い開業直後の店舗が、予約ページを持つ方法もあわせて読んでみてください。
飲食店の予約ページの見た目と受付期間についての疑問
予約画面はお客様が最初に触れる場所なので、飲食店でも来店のされ方に合う形を選ぶのが基本です。残りの3つの質問は、画面と受付期間についてです。
Q. 飲食店の予約ページはどんな画面になるか
AIスマート予約では、管理画面で型を選ぶと、その業種に合った予約画面になります。飲食店向けと説明されているのがカレンダーグリッド型で、月のカレンダーに◎○△×で空きを表示します。トップページでレストランの例として紹介されているのが即時確定型で、今日・明日・今週の直近の空き枠からすぐ予約できる形です。トップページには業種別の作例としてレストランの予約ページもあるので、始める前に見ておくと形をつかみやすくなります。
型は業種で1つに決まっているわけではありません。たとえば美容室のようにメニューと担当者を選ぶ店には、メニュー→スタッフ→日時の順に選ぶステップ式という型もあります。飲食店なら、記念日などで日付を先に決めて来るお客様が多い店はカレンダーで、思い立って当日や翌日に来るお客様が多い店は直近の空き枠から、という選び方ができます。
「即時確定型」の名前についての補足をもっと見る
Q. カフェとして予約ページを出せるか
出せます。業種の区分は申込時とブランド設定で選び、7つの中に「飲食・レストラン」があります。そのうえで、予約ページ上部の業種名は自由に書き換えられるので、「カフェ」のように店の実態に合う言葉にしておけます。
カフェは、席の予約・貸切の相談など、店によって受けたい予約の中身が違います。業種名と一緒に、どんな予約を受けるのかを先に決めておくと、画面の言葉も選びやすくなります。
Q. 何日先の予約まで受けるか決められるか
決められます。何日先まで受け付けるかを設定できます。飲食店では、仕入れの予定やスタッフのシフトが固まるのが何週間先かを目安にすると、受けたあとに困る予約を減らしやすくなります。先のシフトが読めない開業直後は短めに始め、慣れてから延ばす、という進め方もできます。
まとめ:知らせ方・組数・画面を決めてから始める
飲食店の予約システムをAIチャットで始めるときは、機能の多さではなく、営業中の自分たちが回せるかどうかを物差しにしてください。予約はSMSやメールで届き、店が承認して確定する流れなので、「誰がいつ見るか」を決めておけば、厨房に立っている時間とも両立させやすくなります。
- 予約の知らせをSMS・メールで誰に届け、いつ承認するか
- 1枠で何組まで受けるか(席数と料理を出せる数から)
- カレンダーと直近の空き枠、どちらの予約画面にするか
AIチャットの予約システムは、予約だけに対応させるか、予約とよくある質問への案内の両方に対応させるかも選べます。よくある質問に先回りして答える考え方は、駐車場・所要時間・キャンセル規定…よくある質問に先回りして電話を減らすで紹介しています。
よくある質問
予約の1枠の上限まで埋まりそうな日は、電話での受付に切り替えられますか?
切り替えられます。指定した日付や期間を、チャットの予約画面で「お電話で受付」と表示し、電話番号を案内できます(TEL受付)。
お客様から予約の変更やキャンセルを頼まれたら、どう案内しますか?
予約の変更・キャンセルの案内もAIチャットで行います。店としては、キャンセルの規定を先に決めておくと、お客様への案内の中身をそろえやすくなります。
AIチャットは営業時間や駐車場の質問にも答えますか?
AIは「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えます。登録が0件だと、営業時間や駐車場の有無といった質問にも答えられないため、よく聞かれることを先に登録しておきます。
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