AIチャットのFAQには、料金・所要時間・駐車場・キャンセル規定など、電話でよく聞かれることから登録します。公開後は、分析画面で確かめられる「AIが答えられなかった質問」をもとに、答えを足していきます。
AI FAQ設定とは、AIチャットが答える内容のもとになる質問と答えを登録しておく設定です。
上の動画は、美容サロンの予約をチャットで進める様子を紹介したものです。お客様は予約の途中で「何分かかる?」「車で行ける?」と聞きたくなります。この記事では、その答えに何を入れ、公開後にどう足すかを、美容サロンと飲食店の例で一問一答にまとめます。
目次
AIチャットのFAQは「電話で聞かれること」から登録し、答えられなかった質問で足す
FAQは、最初に完璧な一覧を作ってから公開するものではありません。電話でよく聞かれることを先に入れ、公開してから足していくものです。
AIスマート予約のAIチャットは、営業時間外や深夜でも、スタッフが対応しなくても予約をリアルタイムで受け付けます。夜に予約ページを見るお客様は「駐車場はある?」といった疑問も抱えています。お店が閉まっている時間に、その疑問へ答える役目を持つのがFAQです。
AIは「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えます。言いかえると、入れていないことには答えられません。思いつく質問をすべてそろえようとして公開を遅らせるより、まず電話の定番を入れて動かし始めるほうが進めやすい順番です。
そのあと足す材料になるのが「AIが答えられなかった質問」です。分析画面で確認でき、改善に使えます。最初の登録と、公開後のFAQ見直し。この2つを回すことが、この記事の答えです。AIチャットで予約を受ける予約システム全体の考え方は、AIチャット予約システムの導入メリットと選び方にまとめています。
AIチャットのFAQ登録で、最初に迷う3つの質問
登録を始めるときに手が止まりやすいのは、「何から入れるか」「入れないとどうなるか」「そもそもFAQに答えさせるか」の3つです。順に答えます。
Q. AIチャットのFAQ登録は何から始める?
A. 料金・所要時間・駐車場・キャンセル規定・アクセスなど、電話でよく聞かれることから始めます。マニュアルでも、こうした質問を登録しておくと、その分の電話が減ると案内しています。
どれが「よく聞かれること」かは、店によって違います。美容サロンなら「カットとカラーで何分くらい?」のような所要時間の質問、飲食店なら「駐車場はある?」「駅から歩ける?」のようなアクセスの質問が多い、という店もあるでしょう。迷ったら、電話の横にメモを置き、聞かれたことをお客様の言い回しのまま書き出してみてください。業種ごとの書き方の例は、クリニックのAIチャット|受付FAQのひな形も参考になります。
料金・所要時間とメニュー登録の関係をもっと見る
Q. FAQが0件だとどうなるか
A. 営業時間や駐車場の有無といった、ごく基本的な質問にも答えられません。AIは登録された内容をもとに答えるため、0件のままでは答えの材料がないからです。
予約の前の小さな疑問は、お客様にとって予約するかどうかの分かれ目になりがちです。0件のまま公開せず、定番の数問だけでも入れてから始めましょう。
ここで押さえておきたいのは、何を答えとして入れるかと、チャットに何を任せるかは、別の決めごとだという点です。先にチャットの使い方を決めておくと、入れる中身もぶれません。
Q. FAQに答えさせるか、予約だけにするかは選べる?
A. 選べます。AIスマート予約では、AIチャットの使い方を次の4つから選べます。
- チャットを出さない
- 予約だけに対応
- 予約とFAQの両方に対応(おすすめ)
- FAQなどの案内だけで、予約には誘導しない
答えを入れたら、今どの使い方にしているかも一度確かめておきましょう。
まとめて押さえる:聞かれ方ごとの「書く場所」
この章の要点:質問は「AIのFAQに入れる」「メニューやページに書く」「店で決めてから入れる」の3つに分けると迷いません。
電話のメモや、あとで出てくる「答えられなかった質問」を並べると、性質の違う質問が混ざっています。営業時間のように答えが決まっているもの、メニューの中身のように別の場所にも書いてあるもの、そして店としてまだ答えを決めていないものです。
どこに書くかは、店の決め方の話です。設定どうしが自動でつながるという意味ではありません。下の表は、聞かれ方ごとに書く場所を分けた一例です。
| 聞かれ方 | 書く場所 | 例 |
|---|---|---|
| 答えが決まっている定番(営業時間・駐車場・アクセス・キャンセル規定) | AIのFAQ(AI FAQ設定) | 飲食店「車で行けますか?」 |
| メニューの中身や、来店前に読んでほしい説明 | メニュー登録・予約ページのFAQブロック(よく聞かれるならAIのFAQにも) | 美容サロン「カラーは何分かかりますか?」 |
| 店としてまだ決めていないこと | 店で答えを決めてから、AIのFAQへ | 飲食店「子ども連れでも入れますか?」 |
予約ページには、テキストや画像のほか、FAQ(開くと答えが出る形)のブロックも足せます。ページのFAQは、お客様が自分で開いて読む場所です。一方、AIのFAQは、お客様が聞いたときに答えるもとになります。役割が違うので、両方に置く質問があってもかまいません。

見落としやすいのは3つ目です。答えが決まっていない質問は、AIに入れようがありません。「遅れて着いたら?」「子ども連れは?」のような質問が出てきたら、先に店の決まりを決め、それから登録します。見直しは、店の決まりを言葉にする機会にもなります。
AIチャットが答えられない質問は、どう見つけて足す?
見直しの材料は、管理画面の中にたまっていきます。答えられなかった質問を確かめ、それを材料に答えを足すのが、FAQ見直しのいちばん確かな入口です。
Q. AIチャットが答えられなかった質問はどこで分かる?
A. 分析画面で確認でき、答えの改善に使えます。電話のメモに残るのは、電話で聞かれたことだけです。分析画面では、AIチャットに聞かれて答えられなかった質問を確かめられます。最初の登録で思いつかなかった質問は、ここから見つかります。
Q. FAQ見直しはいつ、どのくらいの間隔で行う?
A. 決まった正解はなく、店で決めます。予約管理をスマホで済ませている店ほど、見直しは「手が空いたら」になって後回しにされがちです。たとえば「公開してしばらくは週に1回、落ち着いたら月に1回」のように、曜日や時間まで店の予定に入れておくと続けやすくなります。
見直しの日にやることは、次の流れにしておくと迷いません。
- 答えられなかった質問を書き出す
- 言い方が違うだけの質問を1つにまとめる
- 前の章の表で、どこに書くかを分ける
- 店で答えを決めてから、AI FAQ設定に登録する
まとめる作業を挟むのは、同じ中身の質問を何問も登録しないためです。たとえば「車で行ける?」「駐車場ある?」「停めるところは?」は、1つの答えで足ります。
Q. 足した答えが長い・あいまいなときは?
A. 店の決まりを1〜2文で言い切る形に直します。答えに迷ったときほど「詳しくはお問い合わせください」と書きたくなりますが、それでは営業時間外のお客様は答えを得られません。
「遅れる場合は、詳しくはお電話でお問い合わせください。」
「15分以上遅れる場合は、次の空き枠への変更をお願いすることがあります。」
右の文は、あくまで書き方の例です。何分を区切りにするか、どう対応するかは店ごとに決めてください。決まりを1〜2文で書くと、お客様は予約の前に判断でき、店も同じ説明を何度も電話でくり返さずに済みます。
まとめ:FAQは公開してから育てる
最初は電話の定番、そのあとは答えられなかった質問。この2つを回せば、FAQに何を足すかで手が止まることはありません。店舗の予約システムにAIチャットを置いたら、登録を0件のままにせず、見直しの日を決めるところまでを一度に済ませておきましょう。
- 電話でよく聞かれる質問を書き出し、AI FAQ設定に登録する
- 分析画面で答えられなかった質問を見る曜日を決める
これから導入を考えている店は、無料トライアルの期間中に、FAQの登録から分析画面の確認までを試せます。
よくある質問
FAQは何件くらい登録すればいいですか?
決まった件数の目安はありません。件数を目標にするより、電話で聞かれる回数の多い順に上から入れていき、聞かれなくなった質問は入れ替える、という考え方のほうが続けやすくなります。
予約ページに置くFAQのブロックと、AIが答えるFAQは同じものですか?
別の設定です。ページのFAQはLPのコンテンツブロックの1つで、テキストや画像と同じようにページに足して、お客様が開いて読みます。AIが答えるもとになるのは「AI FAQ設定」に登録した内容です。
導入前に、FAQの登録を試してから決められますか?
30日間の無料トライアルがあり、期間中は全機能を使えます。申込時にクレジットカードの登録は要りません。続けて使うときはカードの登録が必要で、30日を過ぎると一時停止されます。
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