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クリニックのAIチャット受付FAQのひな形(診療前のクリニックの受付カウンターに置かれた電話機と予約帳とペン)

クリニックのAIチャット|受付FAQのひな形

クリニックのAIチャットとは、登録したよくある質問と答えをもとに、患者さんの質問へその場で答える受付の窓口です。駐車場・所要時間・予約の変更など電話で多い質問は登録し、症状の相談は答えを書かず電話や受診へ案内します。

診療が始まると、受付の電話は「駐車場はありますか」「予約を別の日にずらせますか」といった、答えの決まった質問で何度も鳴ります。この記事では、クリニックや歯科医院の受付に多い質問をAIチャットに登録するためのひな形と、自院に合わせる直し方、登録しないものの決め方が分かります。

ひな形は、質問・答え・書き換える所を1つの表にまとめ、そのまま写して使える形にしました。受付が1〜2人の小さな医院や、開業したばかりで予約ページがまだ無い医院を想定しています。

歯科医院やクリニックの受付の電話は、AIチャットに答えさせられるか

この章の要点:答えの決まった質問は、先に登録しておけばAIチャットが答えます。登録が無ければ答えられません。

答えさせられるのは、診療時間や駐車場のように、答えがあらかじめ決まっている質問です。AIスマート予約のAIチャットは、営業時間・料金・所要時間など、来店前によく聞かれることにその場で答えます。受付の電話の問い合わせを振り返ると、診療の手を止めて答えている質問の多くは、こうした決まった答えのあるものではないでしょうか。

ただし、何も準備しなくても答えてくれるわけではありません。AIは「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えるので、登録が0件だと、営業時間や駐車場の有無といった質問にも答えられません。反対に、料金・所要時間・駐車場・キャンセル規定・アクセスなど、電話でよく聞かれることを登録しておくと、その分の電話が減ります。

つまり、準備の中心は「何を、どんな文で登録するか」です。内科や皮膚科などのクリニックと歯科医院では、受付で聞かれる質問に重なる所が多くあります。予約制の整骨院や整体院の受付でも、駐車場やアクセスはよく聞かれる質問です。次の章で、そのまま写せる形に並べました。

受付によくある質問の例と、そのまま登録できる答えのひな形

受付の電話メモを見返すと、同じような質問が何度も並んでいることがよくあります。下の表は、クリニックと歯科医院の受付で聞かれやすい5つの質問に、登録する答えのひな形を添えたものです。[ ]の所を自院の情報に置き換えて使ってください。

受付で聞かれること 登録する答えのひな形 自院で書き換える所
診療時間と休診日 「診療時間は、平日が[午前の時間]と[午後の時間]、土曜が[土曜の時間]です。休診日は[曜日]と祝日です。」 時間・曜日・祝日の扱い
駐車場 「駐車場は[場所]に[台数]台分あります。満車のときは[近くの駐車場]をご利用ください。」 場所・台数・満車のときの案内
初診の所要時間 「初診は、受付から会計まで[目安の時間]ほど見ておいてください。混み具合で前後することがあります。」 目安の時間・初診で持ってくるもの
予約の変更・キャンセル 「予約の変更・キャンセルは、このチャットでご案内します。[締め切りの時刻]までにお知らせください。」 締め切り・当日の連絡先
アクセス 「[最寄り駅]の[出口]から歩いて[分数]分です。[目印の建物]の[階]にあります。」 駅・出口・目印・階

答えのひな形は、1つの質問に1つの答えを短く書くのがこつです。「駐車場」と「アクセス」を1つの答えにまとめると、どちらを聞かれても長い文が返り、患者さんが知りたい所を探すことになります。予約の変更・キャンセルの案内もAIチャットで行えるので、締め切りの時刻は院内の決まりと同じ言い方で書いておきます。

費用を聞かれることも多い質問です。保険診療の費用は診療内容で変わるため、「費用は診療内容によって変わるため、受付でご案内します」のように、金額を書かない答えを登録する決め方もあります。金額が決まっている自費の診療だけを、院内の掲示と同じ内容で書くと、案内の食い違いが起きにくくなります。

歯医者の予約をAIチャットで受けるなら、歯科ならではの質問も足しておくと、受付の電話を軽くしやすくなります。定期検診や治療の続きの予約、子ども連れの来院は、歯科医院の受付でよく話題になる所です。

歯科医院で足したい文例をもっと見る

定期検診:「定期検診のご予約は、このチャットからお申し込みいただけます。前回の検診から[目安の期間]ほどでのご来院をおすすめしています。」

治療の続き:「治療の続きのご予約は、[前回の来院時に受付で決める/このチャットから申し込む]のどちらかでお願いします。」

子ども連れ:「ベビーカーは[置き場所]に置けます。お子さまの治療中の付き添いは[院の決まり]です。」

自院に合わせて書き換えるのは、場所・時間・変わりやすい情報

ひな形で書き換えるのは、①場所 ②時間 ③変わりやすい情報 の3つです。文の組み立てはそのままで、[ ]の中だけを自院の言葉にすれば使えます。

①場所は、駐車場の位置と台数、最寄り駅からの道順、建物の何階かです。初めて来る患者さんは、看板より先に「どの建物か」で迷います。目印の建物やコンビニなど、受付で電話に出たときに実際に伝えている目印を、そのまま書くと伝わりやすくなります。

②時間は、診療時間・休診日・初診の所要時間の目安です。午前と午後で受付の締め切りが違う内科や皮膚科のクリニックは、診療時間と受付時間を分けて書いておくと、「何時まで行けば診てもらえるか」という質問にも同じ答えで対応できます。

③変わりやすい情報は、臨時の休診、担当医のいる曜日、年末年始の診療などです。ここは一度書いて終わりにせず、書き換える人を1人決め、院内の掲示やホームページを直す日に、登録した答えも一緒に直す決まりにしておくと、古い情報が残りにくくなります。

クリニックのAIチャットボットに、症状の相談まで答えさせてよいか

症状の相談まで、AIチャットに任せる必要はありません。AIは「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えるので、登録した文が、そのまま患者さんへの案内になります。症状の見立ては診察で行うものなので、答えの欄には書かず、電話や受診へ案内する文だけを登録する決め方がおすすめです。

質問のカードが、チャットで答える箱と電話へ案内する箱の2つに分けられている手書き風のイラスト

分け方の目安は、「誰が聞いても答えが同じか」です。駐車場の台数や休診日は、誰に聞かれても答えが変わりません。一方で「この痛みは今日診てもらうべきか」は、患者さんごとに答えが変わるため、文面では答えられない質問です。

気をつけること
× 「その程度なら様子を見て大丈夫です」のように、症状の見立てを答えに書く
× 「痛みの少ない治療です」のように、治療の結果を言い切る文を書く
✓ 「症状のご相談は、お電話か、受診のときに医師へお伝えください」と、案内先だけを書く
✓ 急いで相談したいときの電話番号と受付時間を、別の答えとして登録しておく

症状の相談を「登録しない」と決めたら、そのことを受付のスタッフ全員で共有しておきます。誰かが善意で「よくある症状の答え」を足してしまうと、医院として決めた線引きが崩れるためです。

登録した答えを、AIチャットが時間外も案内するまで

AIスマート予約では、使い方を選ぶ、答えを登録する、答えられなかった質問を足す、の3つで、ひな形が患者さんへの案内として働き始めます。

1
AIチャットの使い方を選ぶ
2
ひな形の答えを登録する
3
答えられなかった質問を足す

まずは、AIチャットの使い方を選びます。使い方は、チャットを出さない/予約だけに対応/予約とFAQの両方に対応(おすすめ)/FAQなどの案内だけで予約には誘導しない、の4つから選べます。予約もネットで受けたい医院は「予約とFAQの両方」、予約は電話で受けたい医院は「案内だけ」という決め方ができます。選び方はAIチャットの予約の使い分けで詳しく比べています。

次に、ひな形の答えを「AI FAQ設定」に登録します。表の5つの質問から始め、歯科医院なら折りたたみの文例も足します。最後に、分析画面で、AIが答えられなかった質問を確かめます。そこに出た質問をひな形の新しい行として足していけば、FAQを少しずつ直すことに使えます。

予約も受ける使い方にした場合、AIチャットは営業時間外や深夜でも、スタッフが対応しなくても予約を受け付けます。受け付ける枠は医院の設定(診療時間・シフト・何日先まで受け付けるか・受付の締め切り)に従い、予約は医院が承認して確定します。予約画面は業種に合わせて型を選べ、管理画面の説明では、曜日・時間帯で決まった枠から選ぶ「固定時間枠型」がクリニック向けに挙げられています。

質問の集め方や、答えの文の組み立て方は、AIチャット予約システムで電話の問い合わせを減らす|質問の集め方と答え方で詳しく説明しています。この記事のひな形と合わせて使うと、自院の質問を足すときに迷いにくくなります。

まとめ:ひな形は受付の電話メモと並べて直す

クリニックのAIチャットに登録するのは、診療時間・駐車場・初診の所要時間・予約の変更・アクセスのように、誰が聞いても答えが同じ質問です。症状の相談は答えを書かず、電話や受診へ案内する文だけにしておきます。

ひな形は一度写して終わりではありません。受付の電話メモと、AIが答えられなかった質問を並べて見比べると、次に足す行が見えてきます。

ひな形を使い始める順番

  1. 表の5つの質問の[ ]を、自院の情報に書き換える
  2. 症状の相談は、案内先だけを書いた答えにする
  3. 答えられなかった質問を見て、ひな形に行を足す

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よくある質問

FAQのひな形の答えは、1問あたり何文くらいで書けばよいですか?

決まった文字数はありませんが、スマホの画面で読み切れる1〜3文に収めると読みやすくなります。書き足したくなったら、答えを長くするより、質問を分けて別の答えとして登録するほうが、患者さんが知りたい所にたどり着きやすくなります。

医院のホームページにAIチャットを置けますか?

AIスマート予約のAIチャットは、他のサイトに埋め込めます。埋め込みを許可するドメイン(ホームページのアドレスの部分)を指定できます。

AIチャットとAIチャットボットは、呼び方が違うだけで同じものですか?

どちらも、文字のやり取りで質問に自動で答える仕組みを指して使われることが多い言葉です。AIスマート予約のAIチャットは、「AI FAQ設定」に登録された内容をもとに答えます。

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