Googleクチコミ依頼の文例は、初めてのお客様とリピーターで分けて用意し、来店のお礼と投稿先のリンクを1つ添えます。割引や特典と引き換えに頼まず、良い感想だけを求めない書き方にすると、お客様が感じたままを書きやすくなります。
Googleクチコミの依頼文面とは、来店したお客様にクチコミの投稿をお願いするメールやメッセージの文章です。お礼・お願い・投稿先の3つでできています。この記事では、整体院と美容サロンでそのまま使える依頼メールの文例4本と、自店に合わせて直す場所、送るときに気をつけたいことが分かります。
施術や接客のあとに口頭でお願いしようと思っていても、お会計や次のご予約の話をしているうちに言いそびれることはよくあります。あとからメールで頼もうとしても、毎回ゼロから文章を考えるのは手間です。最初に文面を用意しておけば、送るたびに悩まずに済みます。
目次
Googleクチコミ依頼の文例を先に用意しておく理由
この章の要点:文例があれば、忙しい日でも同じ質のお願いを、同じ手間で送れます。
クチコミの依頼は、内容よりも「送り続けられるか」で差がつきやすい作業です。忙しい日は後回しになり、気がつけば何日も前のお客様に送るのをためらう、ということが起こります。文例が手元にあれば、店名と宛名を変えるだけで送れるので、来店の記憶が新しいうちに届けやすくなります。
もう1つの理由は、言葉がぶれないことです。その場で考えた文章は、日によって丁寧すぎたり、押しつけがましくなったりします。あらかじめ店として決めた文面なら、スタッフが交代で送っても、お客様が受け取る印象をそろえられます。
ここで紹介する文例は、初めてのお客様向けとリピーター向けの2種類です。初めての方には来店そのものへのお礼を、通い慣れた方には日ごろの感謝を中心にすると、同じお願いでも自然に読んでもらえます。
そのまま使える口コミ依頼メールの例文と文面
Googleクチコミの依頼文例は4本です。整体院と美容サロンについて、初めてのお客様向けとリピーター向けを1本ずつ用意しました。【 】の中は、店で書き換える箇所です。
整体院・初めてのお客様向け
件名:本日はご来院ありがとうございました(【店名】)
【お名前】様
本日は【店名】にお越しいただき、ありがとうございました。初めての場所で、緊張されたこともあったかと思います。
もしよろしければ、今日の施術を受けて感じたことを、Googleのクチコミに書いていただけないでしょうか。良かった点も、気になった点も、感じたままで構いません。これから来院を考えている方の参考になります。
▼クチコミを書くページ
【GoogleのクチコミURL】
お体のことで気になる点があれば、次のご来院のときにお聞かせください。
美容サロン・初めてのお客様向け
件名:ご来店ありがとうございました(【店名】)
【お名前】様
本日は【店名】で【メニュー名】をお選びいただき、ありがとうございました。
初めてご来店いただいた方の感想は、お店を選ぶ方にとって大切な手がかりになります。お時間のあるときに、Googleのクチコミで今日の印象をお聞かせいただけるとうれしいです。
▼クチコミを書くページ
【GoogleのクチコミURL】
またお会いできる日を、スタッフ一同お待ちしております。
整体院・リピーター向け
件名:いつもご来院ありがとうございます(【店名】)
【お名前】様
いつも【店名】にお越しいただき、ありがとうございます。
通っていただく中で感じていることを、Googleのクチコミで教えていただけないでしょうか。長く通われている方の言葉は、来院を迷っている方にとって何よりの参考になります。すでに書いてくださった方は、このメールは読み流してください。
▼クチコミを書くページ
【GoogleのクチコミURL】
次のご来院も、お待ちしております。
美容サロン・リピーター向け
件名:いつもありがとうございます(【店名】)
【お名前】様
いつも【店名】をご利用いただき、ありがとうございます。
何度もご来店いただいている【お名前】様だからこそ気づくことを、Googleのクチコミでお聞かせいただけたらうれしいです。お気に入りのメニューや、通い続けている理由など、短い一言でも十分です。
▼クチコミを書くページ
【GoogleのクチコミURL】
これからもよろしくお願いいたします。
4本を見比べると、違いは書き出しとお願いの理由に集まっています。下の表に、口コミ依頼メール例文の書き分けの要点をまとめました。
| 項目 | 初めてのお客様 | リピーター |
|---|---|---|
| 書き出し | 来店そのものへのお礼 | 日ごろの来店へのお礼 |
| お願いの理由 | 初めての方の感想が、店を選ぶ人の手がかりになる | 通い続けている人だから分かることを知りたい |
| 添える一言 | 気になった点も歓迎する | 書いた方は読み流してよい |
初めての客とリピーターで文面を変えるにはどうするか
直す場所は3か所だけです。文例の骨組みはそのままにして、次の順で自店の言葉に置き換えます。
① 店名と呼び方をそろえます。整体院なら「ご来院」、美容サロンなら「ご来店」と、予約ページや店内の案内で使っている言い方に合わせます。予約ページに「施術の流れ」をステップ形式で載せている整体院なら、メールでもその流れで使っている言葉を使うと、お客様が今日の施術を思い出しやすくなります。
② お願いの理由を1文だけ自店のものにします。初めての方には「来店を迷っている方の参考になる」、リピーターには「長く通っている方だから分かること」という軸を残し、言い回しだけを店の雰囲気に寄せます。美容サロンでは、予約ページのメニューに「当店おすすめ」などのラベルや画像を付けられるので、メールでもそのメニュー名をそのまま使うと、どの来店の話かが伝わります。
③ リンクの前後の一文を整えます。リンクは1つにしぼり、その直前に「▼クチコミを書くページ」のような案内を置くと、どこを押せばよいか迷いません。リンクのあとには、お願いではなく次の来店へのあいさつで締めると、押しつけがましさが和らぎます。
件名の言い換え例をもっと見る
リピーター向け:「いつもありがとうございます」「日ごろのご来店のお礼」
件名はお願いではなくお礼から入り、最後に店名を添えると、どこから届いたかが一目で分かります。
初めての客とリピーターで分ける目安は、来店が初回かどうかです。迷う場合は、リピーター向けの文面を「いつも」ではなく「このたびも」で始めるなど、どちらに届いても失礼にならない言い方にしておくと安心です。
Googleクチコミ依頼メールで気をつけることは何か
失敗しやすいのは、見返りを付けること、書く内容を指定すること、何度も送ることの3つです。どれも悪気なくやってしまいがちなので、送る前に確かめておきます。
× 「クチコミを書いてくれた方に次回割引」と見返りを付ける
× 「星5つでお願いします」「良い感想を」と内容や評価を指定する
× 返事が無いからと、同じ方に何通も送る
✓ お礼を先に書き、投稿は「もしよろしければ」とお願いにとどめる
✓ 良い点も気になった点も、感じたままで構わないと伝える
見返りを付けた依頼や、評価を指定する依頼は、Googleのクチコミのポリシーで問題になりやすい書き方です。決まりは見直されることがあるので、文面を作ったときに、Googleのヘルプで最新の内容を店側でも確かめておきましょう。
文面を登録して来店後に自動で送る
AIスマート予約では、来店後のGoogleクチコミ依頼メールを自動で送れます。用意した文例を一度登録しておけば、毎回メールを書かなくて済みます。
通知設定では、送るまでの時間と、同じお客様に送る上限の回数を選び、初めてのお客様向けとリピーター向けの文面をそれぞれ入れられます。登録の流れは次の3つです。
GoogleのクチコミURLを設定する
送るまでの時間と上限の回数を選ぶ
初めて向け・リピーター向けの文面を入れる
送るまでの時間は、予約の終了時刻から30分後・1時間後・2時間後・6時間後・翌日の中から選びます。上限の回数は、1回・最大2回・3回・5回・無制限から選べます。前の章の「何度も送らない」に合わせるなら、少ない回数から始めるという決め方ができます。

自動で送る文面は、どのお客様に届いても違和感が出ないよう、【お名前】や【メニュー名】のような人ごとに変わる言葉を外し、店名と共通の一言で組み立てておくのがおすすめです。送ったあとは送信ログで確認できるので、届いているかを見ながら文面を見直せます。整体院ならステップ式やカレンダーグリッド型、美容サロンならコース選択型など、業種に合った予約画面で受けた予約が、そのままお願いのきっかけになります。
なお、メールが送られるには、クチコミのURLや予約の状態、お客様のメールアドレスなどの条件がそろっている必要があります。届かないときの点検はGoogleクチコミ依頼が届かない|送信条件で詳しく紹介しています。
まとめ
クチコミの依頼は、文例を一度決めてしまえば、あとは送り続けるだけの作業になります。初めてのお客様には来店へのお礼を、リピーターには日ごろの感謝を中心にし、見返りや評価の指定を入れないことが、どちらの文面にも共通する基本です。
- 初めてのお客様向けとリピーター向けの文例を1本ずつ選ぶ
- 店名・呼び方・お願いの理由の3か所を自店の言葉に直す
- 送る時間と、同じ方に送る回数の上限を決める
集まったクチコミを予約ページでどう見せるかは、予約ページのクチコミ表示と実績|新規のお客様に信頼される見せ方で紹介しています。
よくある質問
口コミ依頼メールの注意点として、厳しい感想が届いたときはどうすればよいですか?
良い評価だけを求めない依頼をしていれば、さまざまな感想が届くのは自然なことです。慌てて消そうとせず、書いてくれたことへのお礼と、事実に沿った説明を落ち着いて返信するのが基本です。
お客様のメールアドレスが分からない予約にも、依頼メールは自動で送られますか?
送られません。自動で送るための条件に、お客様のメールアドレスがあることが含まれています。メールで依頼したい場合は、予約のときにメールアドレスを受け取れるようにしておきます。
クチコミを書いてくれたお客様には、お礼を伝えたほうがよいですか?
伝えておくと丁寧です。Googleのクチコミへの返信でお礼を書いておくと、そのお客様だけでなく、これからクチコミを読む人にも店の姿勢が伝わります。
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