開業チラシから予約が来ないときは、配る枚数より先にQRコードの行き先を見直してください。読み取った先を独自LPの予約ページ1つにそろえると、チラシがそのまま予約の入口になります。
この記事で分かることは、チラシやショップカードのQRコードをどこにつなげば予約につながりやすいか、そしてホームページが無い店でもその入口を用意できるか、の2つです。鍼灸院と写真スタジオの場面を例に、原因から順にお話しします。
目次
01 FLYER開業チラシを配っても予約が入らないのはなぜ?
チラシが読まれていないのではなく、読んだあとの一歩が用意されていないことがよくあります。
この章の要点:興味を持った人が、読み取ったその場で予約まで進めるかどうかが分かれ目です。
開業したばかりのころは、近所へのポスティングや、店頭でのショップカード配りに力を入れる方が多いと思います。開業の集客は、まず店を知ってもらうところから始まるので、紙の販促はとても心強い手段です。それでも「たくさん配ったのに、予約の電話がほとんど鳴らない」という声は少なくありません。
チラシを手に取った人の動きを、少し想像してみてください。気になってQRコードを読み取ったのは、通勤の電車の中かもしれませんし、夕食の支度の合間かもしれません。そこで予約まで進めなければ、多くの人は「あとで見よう」とスマホを閉じます。そして、あとで思い出してもらえる保証はありません。
つまり、足りないのは配る枚数よりも、読み取った直後の一歩です。チラシのデザインや文章を磨くのも大切ですが、その前に「読み取った人がどこへ行き、そこで何ができるか」を確かめておきたいところです。ショップカードのQRコードも同じで、手渡しした瞬間の「行ってみたい」という気持ちを、その場で予約につなげられるかどうかが分かれ目になります。
チラシは「知ってもらう道具」で、予約を受けるのはその先の画面です。この2つを分けて考えると、何を直せばよいかが見えてきます。
02 ROUTEチラシのQRコードの行き先がばらばらだと、予約の手前で止まる
原因の多くは、QRの飛び先が「予約できない場所」になっていることです。
QRコードとは、読み取った先のURLへ案内する仕組みです。どこへ案内するかは作る側が決めるので、行き先しだいで、読み取った人の次の行動が大きく変わります。
たとえば、開業したての鍼灸院で、チラシのQRコードをSNSのページにつないでいる場面を考えてみます。院の雰囲気は伝わりますが、予約したい人は投稿の中から「どうやって予約するのか」を探すことになります。メッセージで問い合わせる、電話番号を探す、とひと手間ずつ増えるたびに、そこで止まる人が出てきます。
写真スタジオでも似たことが起こりがちです。チラシは地図アプリの店舗情報へ、ショップカードは電話番号へ、と紙ごとに行き先が違うと、お客様はそのたびに別の画面で予約の方法を探すことになります。電話にしても、撮影中や施術中で出られない時間帯がどうしてもあります。
こうした状態は、店の側から見ると気づきにくいものです。自分は予約の方法を知っているので、どの画面からでも迷わず進めてしまうからです。一度、初めて店を知った人のつもりで、手元のチラシを読み取ってみてください。予約できる画面まで何回タップしたかを数えると、止まりやすい場所が分かります。
この行き先を、予約まで進める画面に変えるのが直し方の中心です。そのための入口として、店舗の予約システムが用意する予約ページを使う方法があります。ホームページが無い店での予約ページの考え方は、店舗の予約システムはホームページが無くても始められる|予約ページの作り方でも詳しく紹介しています。
03 ONE開業チラシのQRコードはどこにつなげばいい?行き先は予約ページ1つに
チラシもショップカードも、同じ予約ページ1つにつなぐのがいちばん迷わせない形です。
行き先を1つにそろえると、どの紙から来た人も同じ画面にたどり着きます。お客様は迷わず、店の側も「どのQRがどこにつながっているか」を覚えておく必要がなくなります。案内の中身を直したいときも、直す場所は1か所で済みます。
決める順番は、次の3つです。
- 1行き先のURLを決める
予約まで進める予約ページを1つ選び、そのURLを控えます。チラシ用とショップカード用で分けません。 - 2すべての紙に同じQRを載せる
チラシ、ショップカード、店頭のPOPなど、紙の販促物には同じURLから作ったQRコードを載せます。 - 3印刷前に読み取って確かめる
手元のスマホで実際に読み取り、予約ページが開くか、予約まで進めるかを確かめてから印刷に出します。
手順1で決めるURLは、あとから変わりにくいものを選ぶのがおすすめです。紙は一度刷ると直せないので、行き先のURLが変わってしまうと、配ったチラシのQRはすべて使えなくなります。予約ページのURLを設定画面で確かめてからQRを作る、という順番にしておくと安心です。
手順3の確かめは、できれば店のスマホだけでなく、家族や知人のスマホでも試してみてください。読み取ったあとに開く画面が、お客様の目にどう見えるかがよく分かります。

図の左は、紙ごとに行き先が分かれている状態、右はすべてのQRが予約ページ1つに集まっている状態です。右の形なら、読み取った人は迷わず予約に進めます。
もちろん、SNSや地図の情報が要らないわけではありません。店の雰囲気を知りたい人のために、予約ページの中からそれらへ案内する形にしておけば、入口は1つのまま情報を足せます。入口は1つ、くわしい情報はその先に置く、と考えると整理しやすくなります。
04 BRANDホームページが無くてもチラシから予約を受けられる?独自LPを入口にする
ホームページが無くても、店らしい予約ページを用意すれば、チラシの行き先として使えます。
AIスマート予約は、画一的な予約画面ではなく、店舗のブランドが伝わる予約ページ(独自LP)を自動で作ります。この予約ページは、広告のリンク先や、Googleビジネスプロフィールからの入口として使えるものです。チラシのQRコードの行き先にするのも、同じ考え方でできます。
チラシから来た人にとって大切なのは、紙で見た印象と、読み取った先の印象がそろっていることです。ブランド設定では、店舗名・キャッチコピー・説明文、ロゴ・メイン画像、メインカラーとアクセントカラーなどを変えられます。チラシとそろえるなら、次の3点から考えると分かりやすいです。
たとえば鍼灸院なら、チラシで使った落ち着いた色をメインカラーにし、院のロゴをそのまま載せる、という決め方ができます。写真スタジオなら、チラシの表に使った作例の写真をメイン画像にすると、「この写真を撮ったところだ」と伝わりやすくなります。店舗名・色・画像がそろっていれば、読み取った人が「違うページに来てしまったかな」と迷うことも減らせます。
使い始めるまでの流れは、無料アカウントの作成、店舗情報と独自LPの設定、予約の流れと料金の設定、公開の順です。公開した予約ページのURLをコピーして、チラシのQRコードの行き先にする、という使い方ができます。
※ ブランド設定では、住所・電話番号・営業時間・地図やSNSのURLも載せられます。前の章で触れた「くわしい情報はその先に置く」を、予約ページの中で形にできます。
05 SUMMARYまとめ
次に刷るチラシから、QRの行き先を予約ページ1つにそろえていきましょう。
開業チラシから予約が来ないときは、紙そのものより、読み取った先を見直すほうが近道になることがあります。手元のチラシとショップカードを並べて、それぞれのQRがどこにつながっているかを確かめるところから始めてみてください。開店までの準備の順番は、開業前の予約システム準備|開店日までに決める予約の受け方と順番にまとめています。
- 予約が来ない原因は、読み取った直後に予約まで進めないことにある場合が多い
- チラシもショップカードも、QRコードの行き先は予約ページ1つにそろえる
- 印刷前に、実際に読み取って予約まで進めるか確かめる
- 独自LPの予約ページなら、店舗名・色・画像をチラシとそろえられる
予約ページを自分で整えるのが難しいときは、素材の用意から公開設定までを任せられる有料オプション「独自LP作成支援」もあります。任意で、初回だけのものなので、必要なときに検討してみてください。
よくある質問
AIスマート予約の予約ページのURLはどんな形ですか?
予約ページのURLは ai-yoyaku.jp/lp/ の形です。管理画面の設定で確かめてコピーできるので、QRコードを作るときはそのURLを貼り付けて使います。
すでに刷ってしまったチラシのQRコードはどうすればいいですか?
配り終えたチラシは直せないので、次に刷る分から行き先を予約ページにそろえるのが現実的です。手元に残っている分は、予約ページのQRを印刷したシールを貼って使う、という決め方もあります。
チラシとショップカードで、QRコードを分けたほうがいいですか?
分けずに同じ行き先にしておくと、どの紙から来た人にも同じ案内ができ、内容を直すときも1か所で済みます。迷ったら、まず1つにそろえるところから始めると管理しやすくなります。
チラシに電話番号も載せたほうがいいですか?
電話で話してから決めたい人もいるので、載せておいて困ることはありません。予約ページにも住所・電話番号・営業時間・地図を載せられるので、紙の情報と食い違わないようにそろえておくと安心です。
記事が役に立ったら押してください


