業種に合わせた独自LPは、業種の区分を選び、予約画面の型、写真、色と見出しの順にカスタマイズすると迷わず進められます。型は業種名だけで決めつけず、店の予約の受け方に合うものを選ぶと、同じ業種の中でも店らしさが出しやすくなります。
上の動画は、美容サロンの予約ページで、お客様がAIチャットを使って予約を進める様子を撮った約28秒の映像です。業種に合わせて整えた予約ページがお客様からどう見えるかの参考にしてください。
独自LP(店専用の予約ページ)の見た目は、色やロゴを変えるだけでは店らしくなりきりません。お客様が予約するときに最初に触れるのは、予約画面の流れと写真です。ここを業種と店の受け方に合わせると、ページ全体がその店の顔になります。変えられる範囲そのものは「カスタマイズ性が高い独自LPとは」で説明しているので、この記事では整える順番に絞ります。
目次
この記事でわかること
- 業種に合わせた独自LPを、4つの手順で整える順番
- 予約画面の型を、業種名だけで決めずに選ぶ考え方
- 飲食店・美容院・宿泊で、写真と色をそろえるときの目のつけ所
業種に合わせた独自LPとは?整える順番の全体像
業種に合わせた独自LPとは、業種の区分・予約画面の型・写真・色を、自分の店の予約の受け方に合わせてカスタマイズした予約ページです。同じ美容院でも、指名の多い店と、空いている時間に来てほしい店とでは、お客様が先に選びたいものが違います。
整える順番は「業種の区分と業種名 → 予約画面の型 → 写真 → 色と見出し」です。先に骨組みにあたる区分と型を決め、あとから見た目の写真と色をそろえると、写真を選び直す手間が出にくくなります。
逆に色から決めると、あとで選んだ型や写真と合わずにやり直しになりがちです。
始める前に用意するもの|受け方のメモと写真の候補
管理画面を開く前に、紙1枚で足りるメモを作っておくと、設定の途中で手が止まりにくくなります。用意するのは次の4つです。
- ☐ 予約の受け方のメモ(お客様が最初に選ぶのは、メニュー・スタッフ・日にち・部屋のどれか)
- ☐ メニューやプランの一覧(名前と所要時間。宿なら部屋とプラン)
- ☐ 写真の候補(外観・店内・料理や部屋・スタッフなど。少し多めに)
- ☐ 店の色のメモ(看板・内装・ロゴに使っている色を2色)
いちばん大事なのは受け方のメモです。電話で予約を受けるとき、お客様が最初に何を言うかを思い出すと分かります。「○日の○時に2人」なら日にちから、「カットを○○さんで」ならメニューとスタッフから、「○日から2泊」なら日程と部屋から、という具合です。写真はスマホで撮ったもので構いません。
業種の区分と予約画面の型は業種別にどう選ぶか
ここからが手順です。全体は次の4段で、この見出しでは1と2を扱います。
- 1業種の区分を選び、業種名を書き換える
近い区分を選び、ページ上部の業種名を店の言葉にする - 2受け方に合う予約画面の型を選ぶ
お客様が最初に決めたいものが先に来る型にする - 3写真を選び、表示の順番を決める
1枚目に「この店らしい1枚」を置く - 4色と見出しを業種の言葉でそろえる
店の色2色と、お客様がふだん使う呼び方に合わせる
手順1 業種の区分を選び、業種名を店の言葉にする
業種の区分は、美容・ヘアサロン/飲食・レストラン/医療・クリニック/フィットネス・スポーツ/ホテル・宿泊/教育・スクール/その他の7つです。申込のときと、ブランド設定で選びます。エステやネイルの店は「美容・ヘアサロン」を使います。
予約ページ上部の業種名は自由に書き換えられるので、「ヘアサロン」を「髪質改善の美容室」に、「ホテル・宿泊」を「一棟貸しの宿」にというように、店を言い表す言葉に直しておきます。
手順2 予約画面は業種別にどう選ぶか
予約画面は、型を選ぶだけでその業種に合った画面になります。ただし型は業種名で1つに決まるものではなく、同じ型が複数の業種に向くと説明されています。業種名より、準備で作った受け方のメモを見て選ぶのが確実です。
たとえば飲食店なら、月のカレンダーに空きを◎○△×で出すカレンダーグリッド型や、今日・明日・今週の直近の空き枠から選べる即時確定型が候補です。美容院なら、メニュー→スタッフ→日時の順に選ぶステップ式や、画像付きのコースカードから選ぶコース選択型が候補になります。宿や民泊には、プラン→部屋タイプ→チェックイン/アウト日の順に選ぶ宿泊予約型があります。
お客様が最初に決めたいものが先に来る型を選びます。予約システムを店舗で使い始める全体の流れは「店舗の予約システムはホームページが無くても始められる」にまとめています。
写真と色で予約ページの雰囲気をどうそろえるか
手順3と4は見た目のカスタマイズです。ここで予約ページの雰囲気が決まります。
手順3 写真を選び、表示の順番を決める
ギャラリーには写真を並べられ、表示順と表示・非表示を切り替えられます。予約ページに出るのは最大12枚なので、候補を12枚以内に絞り、1枚目に「この店らしい1枚」を置きます。
業種ごとの目のつけ所は、飲食店なら料理と席の様子、美容院なら店内とスタッフ、宿や民泊なら部屋と周りの景色です。メニューにはラベル(「当店おすすめ」など)や画像を付けられ、宿の部屋タイプには部屋ごとの写真を登録できるので、ギャラリーとは役割を分けて載せると重なりません。
季節で見せたい写真が変わる店は、表示・非表示の切り替えで入れ替えるという決め方ができます。写真と説明文の選び方は「予約ページに載せる情報の選び方」も参考にしてください。
手順4 色と見出しを業種の言葉でカスタマイズする
ブランド設定では、メインカラーとアクセントカラー、ロゴ・メイン画像、店舗名・キャッチコピー・説明文、各セクションの見出しと説明文を変えられます。色は準備で書き出した看板や内装の2色に合わせると、店に来たときの印象と予約ページの印象がつながります。
見出しは、お客様がふだん使う言葉にそろえます。美容院なら「メニュー」、宿なら「お部屋とプラン」のように、業種ごとに自然な呼び方があります。独自LPのカスタマイズは、こうした言葉の細部まで店に合わせると仕上がりが変わります。
つまずきやすい点|型の決めつけと写真の詰め込み
1つめは、業種名だけで型を決めてしまうことです。同じ飲食店でも、当日の予約が多い店と、先の日付の予約が多い店とでは、お客様が見たい画面が違います。型を選んだら、自分で予約ページを開き、お客様のつもりで予約の画面を最後まで進めてみて、迷う所が無いかを確かめます。
2つめは、写真を詰め込むことです。予約ページに出るのは最大12枚ですが、12枚そろえなければいけないわけではありません。似た写真が続くと1枚ずつの印象が薄れるので、同じ角度の写真は1枚に絞ります。
AIスマート予約での設定の例|飲食店・美容院・宿泊
AIスマート予約の導入は、無料アカウント作成→店舗情報・独自LPの設定→予約フロー・料金の設定→公開の順に進みます。この記事の4つの手順は、2段目と3段目にあたります。トップページには、業種別の店舗ページの作例として、レストラン・美容室・宿泊施設の予約ページが載っているので、型と写真の並びを見比べてから始めると迷いにくくなります。

飲食店の例
区分は「飲食・レストラン」を選びます。当日や直近の予約が多いなら即時確定型、先の日付の予約が多いならカレンダーグリッド型を候補にします。1枠あたりの最大予約数を設定できるので、同じ時間に受けられる予約の数を先に決めておきます。ギャラリーは料理と席の写真を中心に並べます。
美容院の例
区分は「美容・ヘアサロン」を選びます。スタッフの指名と、スタッフごとの休暇設定に対応しているので、指名が多い店はスタッフを選ぶ段があるステップ式が候補になります。メニューには「当店おすすめ」などのラベルと画像を付け、ギャラリーは店内とスタッフの写真で雰囲気を伝えます。
宿・民泊の例
区分は「ホテル・宿泊」を選びます。宿泊予約型では、お客様がプラン→部屋タイプ→チェックイン/アウト日の順に選び、連泊・素泊まり・食事付きにも対応します。部屋タイプごとに写真と設備(禁煙、ペット可、キッチン、テラスなど)を登録でき、プランにはおすすめポイントを3つまで書けます。キャンセル規定はお客様への案内として表示されるので、分かりやすい言葉で書いておきます。
作る時間が取れないときは、有料の任意オプションの「独自LP作成支援」があり、申込フォームでは初期設定をスタッフが手伝う「導入初期サポート」も申し込めます。
まとめ|業種に合わせた独自LPは型から整える
業種に合わせた独自LPは、業種の区分と業種名、予約画面の型、写真、色と見出しの順に整えます。型は業種名だけで決めず、お客様が最初に選びたいものから考えるのが近道です。
- お客様が最初に選ぶもの(メニュー・スタッフ・日にち・部屋)
- 1枚目に置く「この店らしい1枚」
- 看板や内装に合わせた店の色2色
この3つが決まれば、あとは管理画面で順に選んでいくだけです。電話や紙で受けてきた予約の流れを、そのまま予約ページの順番に移すつもりで進めてみてください。
変えられる範囲を確かめたいとき、公開までの段取り全体を知りたいときは、次の記事もあわせてどうぞ。
よくある質問
予約ページに載せる写真の枚数は何枚までですか?
ギャラリーには写真を並べられ、予約ページに出るのは最大12枚です。表示順と表示・非表示を切り替えられるので、12枚以内で1枚目に店らしい写真を置く決め方ができます。
予約ページの業種名は変更できますか?
できます。業種の区分は7つから選び、予約ページ上部の業種名は自由に書き換えられます。区分がぴったりでなくても、業種名を店の言葉にしておけば伝わります。
エステやネイルの店はどの業種の区分を選べばよいですか?
エステ・ネイル専用の区分は無いため、「美容・ヘアサロン」を使います。そのうえで予約ページ上部の業種名を店の言葉に書き換えておきます。
予約画面の型は業種ごとに1つに決まっていますか?
決まっていません。業種に合わせて型を選べ、同じ型が複数の業種に向くと説明されています。お客様が最初に選びたいもの(メニュー・スタッフ・日にち・部屋)から考えて選びます。
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