予約ページのスタッフ紹介は、初めてのお客様が「誰が担当するのか」を知って予約を決める材料の一つになります。書くのは名前・肩書き・得意なこと・人柄が伝わる一言の4つで、専門用語や誇張を避けて短くまとめます。
電話や紙で予約を受けてきたお店では、常連のお客様は担当者の顔を知っています。ところが、検索や地図アプリから初めて来る人にとっては、どんな人が施術するのかが分からないまま予約を決めることになります。この記事で分かることは、予約ページ スタッフ紹介を、準備から書き方、見直しまで順に整える方法です。
例には、指名のお客様が多い美容院と、初回の不安が大きい整体院の2つを使います。スタッフが1〜2人のお店でも、そのまま使える手順にしています。
目次
この記事でわかること
- スタッフ紹介が初めてのお客様の安心につながる理由
- 名前・肩書き・得意なこと・一言を順に書く手順
- 伝わらないプロフィール文の特徴と、直し方の目安
スタッフ紹介は予約の決め手になるか
決め手の一つにはなります。ただし、紹介があれば予約が増えると言い切れるものではなく、「この人なら任せられそう」と感じてもらうための材料の一つです。
スタッフ紹介とは、予約の前に担当者の名前・肩書き・人柄を伝える欄です。メニューや料金が分かっても、初めてのお客様には「どんな人が対応するのか」という不安が残ります。美容院なら髪を任せる相手、整体院なら体に触れる相手なので、なおさらです。
お店の安心材料には、ほかの人の声(クチコミ)や、よくある質問への答えもあります。クチコミの見せ方は予約ページのクチコミ表示と実績、質問への先回りは予約ページのFAQで扱いました。スタッフ紹介は、そのどちらとも違い「担当する人そのもの」を伝える役割です。
スタッフのプロフィールを書く前に準備するもの
書き始める前に、スタッフ1人ずつについて次の材料をメモにそろえておくと、文章を考える時間が短くなります。本人に聞きながら埋めるのがおすすめです。
- ☐ 予約ページに出す名前(フルネームか、名字だけか)
- ☐ 肩書き(店長・スタイリスト・施術担当など、店内での呼び方)
- ☐ 担当できるメニューと、特に得意なこと
- ☐ どんなお客様の相談が多いか(例:髪のくせ、肩や腰の張り)
- ☐ 施術で大切にしていること(本人の言葉で1〜2個)
- ☐ 写真を載せるかどうか、載せるならどんな写真か
- ☐ 予約ページに並べる順番
名前の出し方と写真は、本人の考えを先に確かめておきます。予約ページに写真を載せるかどうかはスタッフごとに事情が違うため、店として一律に決めず、載せない人がいても成り立つ書き方にしておくと安心です。
材料がそろったら、次の章の手順で文章にしていきます。
プロフィール文には何を書けばよいか(書き方の手順)
1人ずつ順に書ける 特別な道具なしでできる
プロフィール文に書くのは、肩書き・得意なこと・並び順・人柄が伝わる一言の4つです。この順に決めると、事実の部分が先に固まり、最後に一言で個性を足せます。
長い自己紹介は要りません。スマホで予約ページを見る人が、スクロールの途中で読み切れる長さを目安にします。
- 1手順1:肩書きを決める
店内での役割が一目で分かる言葉にします。美容院なら「店長」「スタイリスト」、整体院なら「院長」「施術担当」など、お客様が聞いて意味の分かる呼び方を選びます。 - 2手順2:得意なことを1〜2個に絞って書く
「何でもできます」より「髪のくせを生かしたカット」「デスクワークで肩が張る方の施術」のように、相談の場面が浮かぶ書き方にします。 - 3手順3:並び順を決める
初めての人に担当してほしい人、予約を受けやすい人を上に置くなど、店の考えで順番を決めます。役職順にこだわる必要はありません。 - 4手順4:人柄が伝わる一言を添える
施術で大切にしていることを、本人の言葉で短く書きます。書き方は次の章でくわしく説明します。

美容院では、指名で予約するお客様が担当者を比べながら選びます。得意なことが具体的に書かれていると、「自分の悩みならこの人」と選びやすくなります。整体院では、初回は誰が担当でも構わないという人も多いため、肩書きと一言で「ていねいに話を聞いてくれそう」と伝わることのほうが大切です。
予約ページに人柄を出すにはどうすればよいか
人柄は、性格を形容詞で並べるより、施術中に実際にしていることを一言で書くと伝わります。予約ページ 人柄の見せ方で迷ったら、「お客様が来店したとき、最初に何をするか」を本人に聞いてみてください。
たとえば「明るく元気です」は、どのスタッフにも当てはまり、違いが見えません。一方で「仕上がりのイメージを写真で一緒に確かめてから切ります」「初回はお体の状態をうかがってから進めます」のような一言は、来店したときの場面が浮かびます。初めてのお客様が知りたいのは、性格より「自分がどう扱ってもらえるか」です。
写真を添える場合は、文章と雰囲気をそろえます。予約ページの写真でスタッフの雰囲気を伝えるなら、証明写真より施術中の手元や接客の様子のほうが、一言と結びつきやすくなります。顔を出さない写真でも、仕事ぶりは伝えられます。
整体院では、一言に加えて来店から帰るまでの流れを載せると、人柄と進め方の両方が伝わります。初回の不安は、何をされるか分からない点から生まれやすいためです。
新規のお客様に伝わらないプロフィール文の特徴
伝わらないプロフィール文には、共通する形があります。書き終えたら、次の5つに当てはまっていないかを見直します。
- × 専門用語が並んでいる:技法の名前や資格の略称だけでは中身が分かりません。何をしてくれるのかを言葉で添えます。
- × 言い過ぎている:「どんな悩みも解決」のような表現は、かえって信頼を下げることがあります。
- × 全員が同じ文になっている:使い回すと比べる手がかりがなくなります。得意なことと一言は1人ずつ変えます。
- × 写真と文の雰囲気が合っていない:文章はやわらかいのに写真が硬い、といったずれは違和感になります。
- × 辞めたスタッフが残っている:指名しようとした人がいないと、店の情報全体が信じにくくなります。
最後の点は、入れ替わりのあるお店で起きやすい失敗です。紹介文を書いた日付をメモしておき、季節の変わり目に全員分を読み返すと、古い情報が残りにくくなります。
AIスマート予約ではどこに登録するか
AIスマート予約では、管理画面の「スタッフ管理」で、スタッフごとに名前・肩書き・プロフィール文・表示順を登録できます。前の章までで決めた4つの材料を、そのまま入れられる項目です。
美容院の場合、スタッフの指名と、スタッフごとの休暇の設定に対応しています。予約画面の型は業種に合わせて選べ、たとえばステップ式はメニュー、スタッフ、日時の順に選ぶ形です。指名の多いお店ほど、手順2の得意なことを1人ずつ書き分けておきます。
整体院の場合は、予約ページに「施術の流れ」をステップ形式で載せられます。前の章で触れた来店から帰るまでの流れは、ここに書くと担当者の一言と合わせて読んでもらえます。
店全体の雰囲気は、ブランド設定で変えられる説明文や各セクションの見出しと説明文、メイン画像で伝えます。ギャラリーでは写真を並べ、表示順や表示・非表示を切り替えられます(予約ページに出るのは最大12枚)。どの写真を選ぶかは店で決めます。
スタッフが辞めたときは「非公開」にすると予約画面に出なくなり、過去の予約履歴は残ります。
書き直したあとは、「LP・予約分析」で予約ページの閲覧数・予約開始数・予約完了数・転換率を確かめられます。7日・30日・90日・任意の期間で集計できるので、直す前と後の期間を並べて見るという使い方ができます。数字はスタッフ紹介だけで決まるわけではないため、季節や広告の有無もあわせて見てください。
まとめ
予約ページ スタッフ紹介は、初めてのお客様が担当者を思い浮かべるための欄です。肩書き・得意なこと・並び順・人柄の一言を順に整えます。言い過ぎや使い回しを避ければ、スタッフが少ないお店でも安心材料になります。
- スタッフ1人ずつの得意なことを1〜2個に絞る
- 施術で大切にしていることを、本人の言葉で一言にする
- 写真を載せるかどうかを、本人と相談して決める
まずは店長1人分だけでも書いてみて、読み返したときに「この人に頼みたい」と思えるかを確かめてみてください。
よくある質問
スタッフ紹介文の例はありますか?美容院と整体院の型を知りたいです
美容院なら「店長/白髪が気になり始めた方のカラーが得意/その日の髪の状態を見てから色をご提案します」、整体院なら「院長/立ち仕事で腰が重い方の相談が多い/施術の前に、その日の予定をうかがって強さを決めます」のように、肩書き・得意なこと・一言の3つを並べる型が使えます。中身は本人の言葉に置き換えてください。
1人で営業している店でも、スタッフ紹介は載せたほうがよいですか?
1人営業のお店では、来店すると店主が担当することになるため、紹介があると初めての人が様子を思い浮かべやすくなります。店主の紹介を1人分だけ、得意なことと一言を中心に書けば十分です。
経験年数が浅いスタッフは、何を書けばよいですか?
経験年数や実績の少なさを気にする必要はありません。いま担当できるメニューと接客で心がけていることを一言にまとめれば、得意なことを1つに絞るだけでも十分に伝わります。
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